庭での　一幕・・・

 

 

バロンを見つけた　セディ

 

『　あっ　お母ちゃん　』　　

（　私が　バロンを　お母さんに見立てて　アフレコを　入れています　）

 

 

 

『　おっぱい　おっぱい　』

 

 

 

『　あらまぁ　　大きくなったのに　いつまでも　甘えん坊さんねぇ　』

 

 

 

 

『　はい　はい　ぼうや・・・　　もう　おしまいね　』

 

 

 

 

『　お母ちゃん　ありがと・・・　』

『　ぼく　お母ちゃん　大好きだよ　』

 

 

 

な～んて　優しいお母さん役も　こなしてしまう？　バロンですが・・・

 

 

 

昨日の朝は　ひどかったです

 

 

 

二日間　雨でじっとしていたので気の毒に思い　

 

朝の散歩は　自転車で出発しました

 

 

ところがです

 

出発した途端　　”　めっちゃくちゃ　”

  

 

前の方に　　大きな犬が苦手で吠えるシーズー君が　見えて　

 

何とか　バロンを止めたいと　思い

 

リードを引いて　ブレーキをかけても　おかまいなし

 

ズンズンと　自転車を引いていきます

 

 

「　バロン　！　」　と　大きな声を　あげて　引っ張って

 

やっと　止まりました

 

 

土曜の早朝に　私の大声が　響き渡ったとです・・・　　まさに　赤面

 

 

 

びっくりしてこちらを見てる　シーズーの飼い主さんに　会釈をして　

 

あわてて　方向転換・・・

 

 

 

ところが　またしても　暴走です

 

 

 

久しぶりの　　『　バロンに　大きなため息　』　　です

 

 

 

これには　理由があるのです

 

もちろん　雨でじっとしていたのも　理由です

 

でも　雨になる　二日ほど前から　　メス犬でシーズンの子がいるようで

 

ルークも　バロンも　おかしかったのです

 

 

 

それが　雨上がりに　はっきりと　また　その子の匂いがついたのでしょう

 

一気に　バロン君　男の子に　なりました

 

 

力ずくで　どうなるものでもなく　仕方ない　昨日はあきらめて

 

バロンの　つき物が落ちるまでと思い　・・・　　自転車で　付き合いました

 

なにせ　うちのまん前の道路から　ご近所中　匂いがするようで　

 

 

避けようが　ありません

 

 

 

長い散歩の　更に　二倍くらい

 

たぶん　その子が　通ったと思われる　道を　

 

ぐるぐると　何周か走ったら　

 

家につく　ほんの数分前に　　いつものバロンに戻りました

 

 

 

これが　家に　ついた　バロンです

　　　　　　　　　　　　　　　　　うろ　うろ　・・・

　　　　　そわ　そわ　・・・

 

 

 

「　君　　君　　　バロン君　」

「　聞えないふり　しないでください　」

 

 

 

「　そう　君ですよ　　」

「　まったく　　迷惑かけるのも　いい加減にしてくださいね　」

 

 

 

冗談でなく　　こういう時は　　本当に注意しないと・・・

 

 

バロンは　本気になったら　まだ私でも力で止められるから　いいけど

 

 

 

この人は・・・

 

そう　あなた

 

あなたが　本気になったら　私　完全に　引きずられますから

 

 

あ～　ホントに　注意しないと・・・

 

 

 

 

それと・・・　　　　そう　そう　あなた

 

『　再度登場　』

 

そこの　目を開けている　　”　あなた　”　です

 

いくら　かわいい女の子に　逢いたいからって

 

”　ひぃ～　ひぃ～　”　鳴くの

 

（　散歩の途中　ひぃ　ひぃ　鼻で鳴きながら　歩いてます・・・　　）　

 

もう　やめて　くださいね

 

せつないのは　わかるけど

 

お母さん　あまりに　おかしくて　笑いっぱなしですから・・・　　　　　

 

 

  見てくださってありがとう

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