私が　お出かけの支度をしていたら・・・

セディが　　

『　ねぇ　ねぇ　ちょこちゃん、　お母さん　お出かけしちゃうんだって　』

次に　バロンのところへ行って

『　バロン君　　お母さん　お出かけだって　　僕　　お留守番　いやだ　』

すると　三人集まって　なにやら　コソコソ・・・

『　よし！　　いいか　　セディ、　ルーク兄ちゃんにも　ちゃんと伝えろよ　』

『　うん　わかった　　　言ってくるね　　』

『　ルーク兄ちゃん　　あのね、　　　・・・・・・・・・・　　』

『　なにぃ～？　そりゃ大変！　　よし　わかった　　』

出かける支度が出来たので　みんなに留守番を頼みに行きました

「　ねぇ、　ルーク・・・　　　お母さん　　あのね　　お出かけ・・・　　」

「　あら　なによ　その顔は　　」

「　　しっかり　お留守番　お願いね　　」

「　なによ～　　」

「　お留守番　いやだって　言ってるの　？？？　」

『　　　・・・・・・　　　　』

「　まったくぅ　　しょうがないわねぇ　　」

「　じゃ、いいわ　　　バロンに頼むから　」

「　ねぇ　バロンく～ん　・・・　」

「　あのね　　お母さん　　どうしても出かけなくちゃいけないから

　　　　　　　　　　　　お留守番　頼むわね　」

「　ねぇ　バロンくん・・・　　」

「　バロンってばぁ　」

「　　困ったなぁ～　　バロンまで　留守番　嫌って　言ってるの　？　」

じゃぁ　いいや　　指令隊長の　ちょこちゃんに頼むから・・・

「　ねぇ　ねぇ　ちょこちゃん　　　あのね　お母さんね　」

「　あらやだ　　ちょこちゃんも　留守番いやって言ってるの～　？　

　　　　　　　　　　　　　　　　まぁ～　　なんでしょう・・・　　」

仕方ない・・・　　頼りないけど　せーちゃんに頼むか　

「　ねぇ　ねぇ　せーちゃん　　お母さん出かけるから　お留守番　お願いね　」

『　ぼく　お母ちゃん　いなかったら　ずっーと　ルク兄ちゃんにくっ付いてるよ　』

もぅー　みんなして・・・

だから　お母さん　いっつも　家にいないといけないんでしょ

まったくぅ　。。。　　

お母さんが　番犬みたいじゃない　　　　

こちら東京多摩地区にも　雪が降りました

朝５時半　あまりにも静かな外の気配に

『　なんだぁ　やっぱり雪　降らなかったんだぁ　』　と思って　カーテンを開けたら

こんな　大粒の雪が・・・

隣の公園も　こんな幻想的な雰囲気になっていました

雪景色って　本当に素敵・・・　　しばし見とれてしまいました

夜があけてきたので　みんなで庭に出ました

セディは　まっすぐに　おしっこに向かい　　ルークはゆっくりと散策しています

バロンは　なにやら雪の匂いをかいでいて　　ちょこは忙しく歩いています

セディ　足が冷たくて嫌みたいです

おととしまでは　　この位　雪が積もると

きまって　みんなで　庭の真ん中に集まって

顔を見合わせてから　誰からともなく　必ず　にぎやかな遊びが始まっていたのに

”　雪の中で遊ぶ姿が　好きだったなぁ～　”

今年は　誰からも遊びのサインが出ません

”　さみしいなぁ　　　遊びなさいよぉ～　　”

今年は　積もらない位の少しの雪が　何度も降ったので　慣れっこになっちゃったのかなぁ・・・　

（　年をとったからとは　思いたくない私・・・　）

お兄ちゃんが　駅まで　自転車で出かけます

”　気をつけてね～　”

ちょこを抱いて　カメラを持って見送ったら　笑っていました

一旦会社に出てから　今日は　京都に出張だそうです

新幹線も少し遅れるでしょうか

東京がこんな雪の時に　お父さんは　インドに出張していて

昨日も　　”　暑いけど　頑張ります　”　という　メールが入りました

飛行機での　長距離の移動でも大変なのに

さらに　気温差も・・・　　私だったら　すぐ病気になりそうです

”　お父さん、　　貴方様は　偉いです　！　　”

朝ごはんの後　いつも必ず　テラスに出て休むバロンも　今日は　外をながめるだけで　テラスに出ません

そんなバロンの横をすり抜けて　

雨でも　雪でも　へっちゃらなルークが　出て行きました　

ちょこも　ルークを追いかけて出ていきました

それでも　　バロンは見ているだけです

バロンじゃないけど　私も　外に出るのは嫌なので

下の部屋に行って　窓ごしに　そっと　二人の様子を見ていたら

ちょこに　見つかってしまいました

『　ここから　入るぅ～　』

え～　でも　その足じゃぁ　

『　ちょこちゃんが　ここから入るなら　　僕も入ります　』

「　　あ～　だめだめ　　無理無理・・・

　　　　　　上から　入ってね　　　お母さんもすぐ行くから　　」

『　そうなんですかぁ・・・　？　』

『　じゃ　僕は　もう少し　遊んでから　帰ります　』

ルークは　雪が気に入ったみたい

でも　私は　　　”　　早く　太陽さんに　逢いたいわ～　　”

毎晩　８時頃　　一日の終わりの犬達のトイレタイムに　庭に出る我が家

今日は　写真を撮ってみました

全体ではありませんが　一応庭にも　明かりがつきます

オリンピック　男子のスケート競技の　まっ最中ではありますが

生き物相手では　そんな都合も関係ありませんから　

庭に出ます　（　笑　）

今晩は　雪が降ると言っている割には

けっこう　暖かいです

トイレが終わって　階段上にいる三匹・・・

ルークは

まだ　下にいました

ちょこが　ルークを迎えに向かいます

無事に　トイレタイムも終わって・・・

犬達は　ぐっすり　夢の中・・・

私は　テレビの　スケート競技を・・・

では　皆様　おやすみなさい

”　日本　ガンバレ　！　”

一年に一度の大きなお祭りのワゴンセールで見つけた　一品

テントの張られた出店の一番奥で　私を呼んでいた　そうこの子

ブルドッグの物入れです

ずっと大切にしてきたけど

そろそろ　犬達も大人になったし大丈夫だろうと　リビングに持ってきました

早速気になるセディ・・・

取って欲しくて　ウィ～ン　ウィ～ンと　うなっているので

下ろして見せてあげました

　　　　　　　　　　　　『　かあちゃん　これ　何・・・　』

「　それねぇ　せーちゃんに　そっくりなのよ　」

　　　　　　　　　　　　『　ぼくに　似てるの　？　』　

”　おい　おまえ　気持ち悪いから　近づくな　”

 　　　　　　　　　　　　　『　あっ　今　なにか　言った　』

”　ばーか　”

　　　　　　　　　　　　　　　　『　なんだと～　』

　　　　　”　あっちゃ～　やられたぁ～　”

　　　『　なんだ　おまえ　お腹ないのか　？　　大丈夫か　？　』

　　　　　『　おいおい　起きろ　大丈夫か　起きてくれ　　』

やっぱり　せーちゃんには　壊されそうなので　撤収・・・

「　これは　おもちゃじゃないから　おしまいね～　」

でも　セディは　覚えています

朝一番で　張り付いていました

「　せーちゃん　おりこうね～　　あげられないからね　　見るだけね～　」

っていうか　もう取ろうとしたでしょ

転んでるし・・・

「　　だめよ～　　見るだけよ～　　」

これだけは　死守しようと　固く心に誓う母でした

　”　　　これは　あげません！　　”

今日は降らないと思っていたのに　朝から降っていました

庭に出た犬達　　がっかりです

雨が苦手なセディは　さっさとトイレを終えると

『　みんな　まだ入らないの？　』　と　みんなを見ています

「　せーちゃん　先に入っていいよ　」　と言うと

”　うん　わかった！”　と　元気に　上がっていきました

次に　トイレの終わった　ちょことルークも上がって・・・

バロンは　雨がうらめしそうで　ウロウロ・・・

”　みんな　階段の上で　待ってるよ　”

やっと　バロンも上がりました

きゃぁ～　　大変！

みんなが　部屋に入って　ブルブルする前に　

私が入って　みんなを拭かなきゃ！！！

「　待って　待ってー　　みんな　ブルブルしないでよーーー　」

全速力で駆け上がった私・・・　　　何とか　無事　間に合いました　

いつもなら　これからが　みんなの朝の散歩です

でも　雨が降っている時は　散歩に行きません

雨の日は　たくさんの時間と　かなりの（私の）体力が　温存されます

犬達　とくに　バロンが若い頃は

雨でも　自転車で散歩したり　どろんこ覚悟で　ボール遊びしたりしましたが

やっと　この１～２年　そこまでしなくても　我慢できるようになってくれました

（　本人は　きっと　今でも出かけて行きたいのでしょうけれど・・・　）

朝ごはんをあげて

犬達も　あきらめて　寝てくれるかなと思ったら

ルークが　庭に出ています

一回りして　帰ってきました

「　ごめんね　雨で・・・　　つまんないね　」

　　　　　　　　『　うん　』

ちょこと　セディは　敷き毛布で暖かい　こたつの中で・・・

この中はぬくぬくなので　ゆったり体を伸ばして寝ていました

ルークと　バロンは　体を丸めて　眠っています

バロンを撮って戻ってみたら

暑くなったちょこが　頭を出していました

”　こたつに入れるサイズで　ちょこちゃん　良かったね　”